新しい野球観戦のカタチ プロ野球をインターネット配信サービスで楽しむコツ

巨人・岡本和真、西武・森友哉、ヤクルト・村上宗隆、ロッテ・佐々木朗希(左上から時計回り)【写真:荒川祐史】
巨人・岡本和真、西武・森友哉、ヤクルト・村上宗隆、ロッテ・佐々木朗希(左上から時計回り)【写真:荒川祐史】

いよいよ開幕、ソフトバンクは4年連続の日本一へ目指す

 開幕延期となっていた日本プロ野球も6月19日にスタートすることになった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面は各球場、無観客試合で進められる。球場へ応援に行ける日まで、自宅などで声援を送ることが一番、ファンとしてできるチームへの後押しではないだろうか。

 そんなプロ野球ファンにお勧めするのが、野球の試合をインターネット動画サービスで視聴する方法だ。今ではスマートフォンやパソコンで全世界のスポーツを見る時代になった。オンラインでファン同士が繋がり、一緒に応援するということが、新たな野球の楽しみ方であり、スタンダードになるかもしれない。どのようなサービスでプロ野球がテレビやインターネットで観戦できるかを紹介したい。

 開幕の6月19日、昨季日本一のソフトバンクはPayPayドームでロッテを迎え、4年連続の日本一を目指していく。リーグ連覇、日本一奪回を目指す巨人は伝統の一戦、阪神と東京ドームでの対戦で幕が明ける。他にも注目カードが並ぶ。

○主なインターネット配信

【スカパーオンデマンド】
 CS放送のスカパーを視聴するためには専用チューナーかアンテナ、CS対応テレビなどが必要だが、スカパーオンデマンドはスマートフォンやパソコンだけで視聴可能なサービス。まずはスカパー(税抜き月額390円)に加入してプロ野球パック(税抜き月額3685円)に登録しよう。インターネットでも各球団のキャンプ中継やオープン戦のネット配信を視聴できるようになる。

【DAZN】
 ネット配信で試合を楽しむなら、スポーツ専門動画配信サービス・DAZNも忘れてはいけない。DAZNでは広島の主催試合以外をすべてライブ配信に対応している。すべてのコンテンツが見放題のサービスなので、基本料金(税込み月額3000円)以外に追加料金がかからない。また、今年からはauやSoftbankでもキャリア決済ができるようになった(金額は税込み月額3000円)。ケーブルテレビのJ:COMでも見られることができ、より幅広い世代で野球を楽しむことができるようになった。

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【パ・リーグTV】
 パ・リーグの試合に特化したネット配信サービス。単独で契約できるので、パ・リーグの試合だけを観たい方にもおすすめ。月額料金は税抜き1450円だが、パ・リーグの球団の有料ファンクラブに加入している方は税抜き950円で加入できる。

【イレブンスポーツ】
 こちらはファームに特化しているが、イースタン、ウエスタンともに、年間約650試合、また台湾プロ野球の公式戦をライブ配信し、月額980円(税別)で楽しむことができる。開幕前の練習試合も放映中だ。金の卵を発掘したい、若い選手の推しメンがいるファンにはうれしいサービスだ。

○プロ野球をネットで視聴するメリット
 プロ野球観戦と言えば、スタジアムで応援するか、テレビで応援するかの二択だと思っている方もまだ多いだろう。そういう方は、今年を機に、ネット観戦に注目してみてはいかがだろうか。ネットで視聴することには、次の3つのメリットがある。

【いつでもどこでも好きな時間に】
 スマートフォンさえあれば視聴できるので、野球観戦の場所を選ばない。しかも、ネットならオンデマンド配信にも対応しており、見逃したゲームを後でじっくりと楽しむことも可能。

【価格】
 地上波やBSなら無料でテレビ観戦を楽しめるが、すべての試合でテレビ放映があるわけではない。しかし、ネット配信ならほとんどのゲームに対応しているため、見逃さずに応援できる。しかもほとんどのチャンネルが月額1000円台で契約でき、家計に負担がかからないのも嬉しいポイントだ。

【複数デバイスでも視聴ができる!】
 移動中はスマートフォンで、休憩時間はタブレットで、家ではパソコンやテレビでと、さまざまなデバイスで視聴できる点もネット配信サービスの魅力。DAZNなら1つの契約で6つまでのデバイスに登録できるため、場所や時間に合わせて最適なツールで楽しめる。しかも2つのデバイスで同時に視聴することもでき、家族が別々のコンテンツを観ることも可能。

○まとめ
 今季は球場で応援というスタイルがしばらくできないもどかしさがあるため、ネット配信サービスが一番、手軽で心強い。どのインターネット配信に未加入の方は、プロ野球開幕前に一度、比較してみてはいかがだろうか。自分のスタイルに合ったものを探し、お気に入りのチームをお手持ちのデバイスから応援しよう。新しい野球の楽しみ方が見つかるかもしれない。

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(Full-Count編集部)

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