「みんなでつないでくれた」西武スパンジェンバーグが鷹ムーアから来日1号満塁弾

1号満塁本塁打を放った西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:荒川祐史】
1号満塁本塁打を放った西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:荒川祐史】

練習試合打率5割“首位打者”獲得で1番抜擢も開幕3連戦は大不振

■西武 – ソフトバンク(23日・メットライフ)

 来日1号を満塁弾で飾った。西武の新外国人コーリー・スパンジェンバーグ外野手は23日、メットライフドームで行われたソフトバンク戦に「1番・左翼」でスタメン出場した。両軍無得点で迎えた2回2死満塁。ソフトバンクの先発でメジャー通算54勝を誇る左腕マット・ムーア投手に対し、カウント1-0から2球目の内角149キロ速球をとらえ、バックスクリーンのやや右の中堅芝生席に放り込んだ。

「みんなでつないで満塁にして自分に回してくれて、ストライクを投げざるをえない状況を作ってくれたと思う。その状況の中で、甘い球をしっかりとらえることができた」と語った。

 スコアボードに表示される名字は9文字と長いが、チーム内では「スパンジー」の愛称が定着。今月2日から行われた開幕前の練習試合では、10試合通算34打数17安打、12球団トップの打率.500をマークし、1番打者に抜擢されたが、公式戦開幕後は一転。これまでの3試合で14打数1安打、打率.071の不振だった。

 しかし、辻監督はこの日も変わらずスパンジーを1番に起用。1回の第1打席でもムーアから左前打を放っていた。

【動画】西武の新助っ人が挨拶代わりのド派手な一発 スパンジェンバーグが鷹のムーアから放った来日第1号グランドスラム

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