各球団の新型コロナ検査で38人が陽性反応 DバックスGM「これくらいに抑えられれば…」

選手や球団スタッフ含め38人が陽性反応と報道【写真:Getty Images】
選手や球団スタッフ含め38人が陽性反応と報道【写真:Getty Images】

各球団の3185人の検査を実施、31選手と7人のスタッフの陽性が確認された

 大リーグ機構は3日(日本時間4日)、選手、球団スタッフらに安全対策として義務付けていた新型コロナウイルス検査で38人が陽性反応を示したと発表した。

 この日から大リーグ各球団が本拠地などでキャンプを再開した。キャンプ前に各球団の3185人が検査を実施。全体の1.2%に当たる31選手と7人のスタッフの陽性が確認されたという。氏名や所属球団は明らかにされていない。

 7月下旬の開幕を予定している。米全国紙「USAトゥデイ」によると、ダイヤモンドバックスのマイク・へーゼンGMは「このくらいのレベルに抑えることができれば、心強いとは思う」と問題なしを強調。「隔離期間を終えて、検査で何度か問題なかったからと言って、普段のように振る舞えるわけではない。ソーシャルディスタンスを実践し、フィールドにいる時はどの場所に居るのかに気を配り、マスクを常に着用するということが求められる」と話した。

 これまでにナショナルズの主砲ジマーマン、ダイヤモンドバックスの右腕リークらが出場辞退を表明。エンゼルスのトラウトも現状ではプレーする意向だが、チーム内で感染が広がった場合は「考えなければいけない」と出場辞退する可能性を示唆している。開幕まで3週間。新型コロナウイルス感染拡大で予断を許さない状況となっている。

(Full-Count編集部)

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