180キロ超えが頭部直撃… 田中将大を襲った打球の速度を米メディアが伝える

スタッフに支えられながらグラウンドを離れるヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
スタッフに支えられながらグラウンドを離れるヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

5日のライブBPでスタントンの打球が頭部に当たった田中将大

 4日(日本時間5日)のサマートレーニング中に頭部に打球が直撃したヤンキースの田中将大投手。ジャンカルロ・スタントン外野手の打球が当たったのだが、この時の打球速度が180キロを超えていたことが明らかになった。複数の米メディアが伝えた。

 4日(同5日)に行われた実戦形式のライブBPで打撃投手として登板した田中。スタントンの放った痛烈なライナーが頭部に当たり、マウンド上で倒れ込み、球場は騒然となった。幸いにも大事にはならず、軽い脳震盪こそあれ、大きな異常はなかった。

 MLB公式サイトのブライアン・ホック記者は自身のツイッターで「ジェームス・パクストンによると、マサヒロ・タナカに直撃したスタントンのライナーは112マイル(180.2キロ)出ていたとのことだ」とレポート。田中を襲った打球の速度が180キロを超えていたという衝撃の事実を伝えた。

 地元ニューヨークのメディア「NYポスト」も「ヤンキースのマサヒロ・タナカに直撃した打球は初速112マイルだった」と報道。病院で精密検査を受けるなど、その後の状態が心配されていた田中だが、ヤンキースのアーロン・ブーン監督によれば「軽い脳震盪と診断されたが、症状はなく、元気だ」という。田中の1日も早い復帰を願うばかりだ。

(Full-Count編集部)

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