ダルビッシュは開幕2戦目に先発 開幕投手ヘンドリックスに地元紙「彼は投げ勝った」

開幕投手には2016年最優秀防御率のカイル・ヘンドリックスが抜擢された
カブスのダルビッシュ有投手が開幕2戦目、25日(日本時間26日)のブルワーズ戦で先発することが決まった。当初、ダルビッシュが最有力候補と目されていた開幕投手は通算63勝の技巧派右腕カイル・ヘンドリックスが務める。レンジャーズ時代の2017年以来の大役はならなかったものの、地元紙「シカゴ・サンタイムズ」はヘンドリックスに託したワケを伝えている。
14日の紅白戦での投げ合いが決定打となったようだ。ダルビッシュは3回2/3で1被弾を含む2安打2失点、2四球3奪三振。対するヘンドリックスは6回1/3を投げ、3奪三振無四球、1安打無失点と上々の仕上がりを見せていた。デビッド・ロス監督は、ヘンドリックスに大役を託す理由を、こう明かしている。
「かなり前にも言ったが、大事なことは長いイニングを投げられるのが誰かということ。彼(ヘンドリックス)は先日75球は投げられることができたと思う。準備ができているのは彼だ。(紅白戦の投球で準備万端だと)目に見えていた。しばらくの間、頭の中ではそう思っていたが、フライングしたくなかっただけだ」
「ヘンドリックスは絶好調の時の姿のようだった。ダルビッシュに投げ勝った。ダルビッシュはヘンドリックスよりも居心地良く投げているようには見えなかった」
ダルビッシュにとっては3年ぶりの開幕投手とはならなかったが、先発陣を牽引するエースであることに変わりはない。今季どんなスタートを切るのか、注目が高まる。
(Full-Count編集部)
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