鷹・柳田が好判断&強肩発動 ノーバウンド送球で流れを断ち切るビッグプレー

チームは1点差で勝利 狙いすまして二塁走者・安達を刺す
■ソフトバンク 3-2 オリックス(19日・京セラドーム)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が19日のオリックス戦(京セラドーム)の中堅の守備で見事な強肩を披露した。2点リードの8回1死満塁、打者・ジョーンズの当たりは中堅への飛球。三塁走者はタッチアップで生還したが、柳田が狙ったのは三塁への進塁を目指した二塁走者の安達だった。
迷わずに投じた送球はノーバウンドで三塁の松田宣のグラブに収まり、タッチアウト。1点は許しても余計な点は与えない。先を見据えた“これぞプロ”とうなるようなプレーだった。
試合は3-2でホークスが勝利。もしも、安達の三塁進塁を許していたら、試合展開はどうなっていたかわからない好判断。前日18日は右翼天井直撃の本塁打を放つなど、バットで驚愕プレーを連発している柳田だが、この日は守備でビッグプレーを見せ、チームを勝利に導いた。