西武・東尾元監督が孫への記念プレゼント!? 本拠地球場前のレンガに名前刻印

自身の名前を刻印したレンガを持つ元西武監督の東尾修氏【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
自身の名前を刻印したレンガを持つ元西武監督の東尾修氏【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

メットライフ今季初の有観客開催に、選手は黄金時代をイメージした水色ユニ

 西武は21日のロッテ戦で、今季初めて本拠地メットライフドームでの有観客試合を行った。約5000人のファンが座席の間隔を空けながら入場。好プレーに拍手を送ると、屋根に大きく反響した。監督、コーチ、選手はこの日から23日までのロッテ戦3試合で、1980年代から90年代の黄金期をイメージした水色基調の「ライオンズ70周年ユニホーム」を着用する。

 この日は、かつてのエースで元監督でもある東尾修氏が来場。西武はメットライフドームとその周辺のリニューアルの一環として、ドーム前広場に敷設するレンガに自身の名前などを刻印できる権利を販売しているが、東尾氏はこれを購入したことを明かした。刻印は「HIGASHIO OSAMU 1969~1988」。自身が現役選手としてライオンズに在籍した期間を彫りこんだ。「自分がここに携わったことを残してもらえるのはとてもうれしいこと。孫の分も合わせて購入しました。ファンの皆さんもぜひ一緒に名前を刻もう」と呼びかけた。

 レンガへ刻印する権利は、これまでオンライン販売及びクレジットカード決済のみだったが、21日からの対ロッテ6連戦では、メットライフドーム内の特設ブースで販売し、現金支払いにも対応する。池袋、所沢、本川越、大宮の各ライオンズショップでも販売する。価格はレンガ1個への刻印につき1万9800円(税込み)。なお、「70周年ユニホーム」は8~11月にも毎月3試合ずつ着用する予定だ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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