大谷翔平が170.6キロの痛烈な左前打 2打数1安打でオープン戦締め

パドレスとのオープン戦の第2打席に左前安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
パドレスとのオープン戦の第2打席に左前安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

左前安打を放った後に代走が送られて2打数1安打で交代

 エンゼルスの大谷翔平投手が痛烈な一打を放った。22日(日本時間23日)にエンゼルスタジアムで行われたパドレスとのオープン戦。「3番・DH」でスタメン出場すると、3回の第2打席で痛烈な左前安打を放った。

 パドレスのルーケイシーとの対戦となったこの日の試合。3回の第2打席。1ボール2ストライクと追い込まれてからの4球目を弾き返すと、一塁寄りにシフトを敷いていた三塁手の左を破り左前へと抜ける安打を放った。

 21日(同22日)のドジャース戦が、新型コロナウイルスの感染拡大による活動休止後ではオープン戦初出場となった大谷にとって初の安打に。打球速度は106マイル(約170.6キロ)にもなる痛烈な一打だった。この安打の後に代走を送られてベンチへ退き、この日は2打数1安打だった。

 試合前の打撃練習では23スイングで14発もの柵越えを放っていた大谷。同僚のトラウトが「彼は素晴らしい状態のように見える」と太鼓判を押したほど、状態は万全なよう。この日が最後のオープン戦で、24日(同25日)のアスレチックスとの開幕戦に向けて弾みとなる安打だった。

【動画】打球速度173.8キロの痛烈な一打! 大谷翔平が放った左前安打の映像

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