西武外崎が自身初サヨナラ打 辻監督もご満悦「“アップルストレート”くらい」

サヨナラ勝ちを決め喜ぶ西武ナイン【写真:宮脇広久】
サヨナラ勝ちを決め喜ぶ西武ナイン【写真:宮脇広久】

源田が意表突くバント安打で口火

■西武 3-2 ロッテ(24日・メットライフ)

 西武が“小技”で今季2度目、有観客では初のサヨナラ勝ちを収めた。24日に本拠地メットライフドームに4825人の観客を集めて行われたロッテ戦。2-2の同点で迎えた9回、1死一、二塁で外崎が左前へ自身初のサヨナラ適時打を放った。

 この回、先頭の源田が初球にセーフティーバントを敢行し、一塁へヘッドスライディングして出塁。続く昨年の首位打者の森は今季初、プロ7年目にして2本目の送りバントを決め、源田を得点圏の二塁に送った。そして山川が申告敬遠された後、外崎が殊勲打で試合を決めた。

 外崎はお立ち台で「ゲン(源田)や(森)友哉がつないでくれたので、なんとか返したかった」と感慨深げ。源田のバント安打については「ベンチにいた僕も意表を突かれた。気迫を感じた」と語り、森の犠打には「バントをしている姿は、練習でも見たことがない」とおどけ、「勝ちに向けての気持ちが伝わった」と語った。

 辻発彦監督は、外崎のサヨナラ打に「『今日だけは頼む』と祈っていました。外崎は私が指揮を執ってきた中でも、何度かこういうチャンスがあったんですがね」と頬を緩め、「“アップルパンチ”(実家がりんご農家の外崎にちなんだ表現)とまではいかない。“アップルストレート”くらい」と笑わせた。森に送りバントを命じた場面については「走者が出たら……と決めていた。しょっちゅうやっているような、完璧なバントでした」とたたえた。

 この日の先発ニールは、同点の6回限りで2失点で降板。外国人選手タイ記録となる、2年越しの14連勝の達成は次回へ持ち越しとなったが、これで21試合連続負けなし。辻監督は「ニールが投げる試合は負けない、という神話は続けていきたかった」と胸をなでおろした。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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