4回3失点で初黒星のダルビッシュ ロス監督「彼は本調子ではなかった」

今季初登板のマウンドに上がったカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
今季初登板のマウンドに上がったカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

73球での降板は「引っ張り過ぎたくなかった」

■ブルワーズ 8-3 カブス(日本時間26日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は25日(日本時間26日)、本拠地でのブルワーズ戦で今季初先発し、敗戦投手となった。2回に同点とされると、4回に2点を奪われて勝ち越された。4回6安打3失点で降板となり、チームは初黒星を喫した。

 1点を先制してもらった直後の2回、1死からケインに左翼への二塁打を許したダルビッシュ。ギャメルの遊ゴロでケインを挟んだものの、カブスの守備陣が挟殺プレーで走者をアウトにできず。2死一、二塁からソガードに中前適時打を許して同点とされた。

 3回は3者連続三振に封じたが、4回に再び乱れた。先頭のナルバエスに死球を与えると、続くケインには遊撃の頭上を破る安打。さらにギャメルへの2球目が高めに抜ける暴投となって走者が進むと、ギャメルには2点適時三塁打を浴びて勝ち越しを許した。

 ダルビッシュは4回を終えたところで降板し、73球、6安打1四死球5奪三振。リリーフ陣も打ち込まれてカブスは敗れ、右腕が敗戦投手となった。地元ラジオ局「670 the score」はデビット・ロス監督のコメントを伝え、指揮官はダルビッシュについて「彼は80~85球くらい投げる予定だった。最終的には73球で降板した。今日の彼は苦戦を強いられた。(続投させて)引っ張り過ぎたくなかった。彼は今日本調子ではなかったのは、目に見えていた。彼も同じことを言うと私は思っている」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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