開幕1週間で予定変更 コロナ集団感染マーリンズは8月3日まで全試合延期

マーリンズのデレク・ジーターCEO【写真:AP】
マーリンズのデレク・ジーターCEO【写真:AP】

MLB機構「ウイルスが存在する危険は大きく迫っている」

 大リーグ機構(MLB)は28日(日本時間29日)、新型コロナウイルス感染者が続出しているマーリンズが予定していた8月2日(同3日)までの全試合を延期すると発表した。複数の現地報道によると、マーリンズではこの日までに合計17人の感染が判明し、隔離されているという。

 また、マーリンズが27日(同26日)まで試合を行ったフィリーズでも、拡大予防措置として31日までのヤンキース戦を延期。これに伴い、「今後のスケジュール変更に柔軟に対応する」措置として、フィラデルフィアへ遠征予定だったヤンキースは29日(同30日)に行き先をボルチモアに変更し、オリオールズと2連戦に臨むことになった。

 MLBは発表した声明の中で「マーリンズが直面しているような厳しい状況を念頭に置いて、健康と安全のガイドラインを作成した。陽性者の集団発生が判明すると同時に、MLBとMLB選手会が共同作成したマニュアルに沿った対応が取られている」とし、感染者の接触経路を追ったり、隔離を実施したり、全ての濃厚接触者に検査を実施しているとした。

 感染拡大が進む中、23日(同24日)にようやく開幕を迎えたメジャーだが、わずか1週間で集団感染が起こり、スケジュール変更を余儀なくされてしまった。MLBの発表によると、24日(同25日)から6400件以上の検査を実施した中で、マーリンズを除く29チームでは監督、コーチ、選手、スタッフなどに陽性者はいないという。また、6月27日(同28日)の検査開始から7月23日(同24日)まで、3万2460件の検査を行い、見つかった陽性者は99人で全体の0.3%にしかあたらないことを強調している。

 同時に、マーリンズが直面する現状から「ウイルスが存在する危険は大きく迫っている」とし、「球場内外で、いかなる場合もガイドラインに厳密に沿った行動をすることが極めて重要だ」と改めて警鐘を鳴らした。

(Full-Count編集部)

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