大谷翔平、3日に今季2度目の先発へ 復帰戦は1死も取れず5失点「ワンアウト取りたい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

無観客で戦う難しさ吐露「なんとなく公式戦を戦っている雰囲気がない」

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのアストロズ戦で今季2度目の先発マウンドに上がる。1日(同2日)の同戦前に報道陣に対応し、登板に向けた胸の内を語った。

 右肘トミー・ジョン手術からの復帰戦となった7月26日(同27日)のアスレチックス戦では3安打3四球5失点で1アウトも取れずに降板となった大谷。2度目の登板に向けて「ワンアウト取りたいですね」とコメントした。

 初登板後は「ただ投げている感覚。ゲームの感覚の中で抑える準備をしたい」と語っていた大谷。この投球感覚についても「いくら練習してもそこだけは実戦の中でやるしかないというか、初めての感覚ですし、打席でもそうですけど、なんとなく公式戦を戦っている雰囲気がない。その中でいい結果出せるように頑張るしかないかなと思っています」と語り、無観客で行われている今季の難しさを明かした。

「本来なら痛くても気にならないと思うんですけど、試合でファンがいて、それなりにアドレナリンが出て、テンションが高くなってマウンドに行けば、気にならないものなので、前回微妙だったのを含めてどう気持ちを上げていけばいいのかなというところかなと思います」とも語った大谷。今季2度目の先発登板へ。その投球が注目される。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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