大谷翔平、右腕の違和感でMRI検査へ 投球自体は指揮官評価「前回よりずっと良い」

アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

2死満塁でガーノーへの押し出し四球を悔やむ「ストライクならもっと違う展開になっていたかも」

■アストロズ 6-5 エンゼルス(日本時間3日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のアストロズ戦に先発し1回2/3、無安打5四球3奪三振、2失点で降板。大谷自身に勝敗は付かなかったがチームは延長11回を戦い5-6で敗れた。試合後にジョー・マドン監督は「全体的には、(前回よりも)ずっと良い投球だった」と評価していた。

 初回こそ3者凡退に抑えたが、2回は3連続四球と制球を乱し2死満塁から二つの押し出し四球を許し降板となった。それでもマドン監督は「初回は素晴らしかった。球速が上がり、投げやすそうだった。ポジティブな兆候も見られた。球速がずっと良くなり、スライダーも良くなった。全体的には、(前回よりも)ずっと良い投球だった」と語った。

 直球の最速は97.1マイル(約156.2キロ)を計測したものの、2回途中から球速は140キロ台に低下。この日投じた、全50球中ストライクは25球と制球面でも不安をのぞかせたが、際どい判定にも泣かされる形となった。

 2回2死満塁からガーノーに与えた押し出し四球に指揮官も「ガーノーへの球がストライクなら、もっと違う展開になっていたかもしれない。全体的に身体面はずっと良くなった。ただ、まだ結果が出なかった」と振り返っていた。

 試合後に球団は大谷が右肘の違和感を訴え、MRI検査を受けるため病院に向かったことを発表。マドン監督は一定の評価を下していたが、検査の結果次第では二刀流の続行は厳しくなる可能性が出てきた。

【動画】右腕に違和感を覚えたのは最速156キロを投げた時? エンゼルス番記者が指摘した大谷翔平の反応映像

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