大谷翔平の右屈曲回内筋群の損傷を米敏腕記者解説「投手にとって不可欠」
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ジェフ・パッサン記者「前腕筋は投手にとって不可欠。前腕がうまく機能していない場合、肘に負担がかかる」
エンゼルスは3日(日本時間4日)、大谷翔平投手がMRI検査を受け、右屈曲回内筋群の損傷と診断されたと発表した。投球再開まで4~6週間。4日(同5日)からの敵地・マリナーズ戦にはチームに同行する。指名打者としては状態を見て出場を続ける。
米メディアも大谷の負傷を続々と速報した。トミー・ジョン手術と投手の関係をめぐる著書「豪腕」で知られている米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「右屈曲回内筋群の損傷」を解説した。「ショウヘイ・オオタニは前腕に張りがある。前腕筋は投手にとって不可欠。前腕がうまく機能していない場合、肘に負担がかかる」とツイートした。AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は回内屈筋群とは前腕にある筋肉と腱の集まりで、腕を回旋する際に補助する役目があると伝えた。
順調に進めば、9月上旬に投球を再開できる。しかし、ここからキャッチボール、ブルペン投球、実戦投球など段階を踏んでリハビリすると見られ、レギュラーシーズン最終戦の9月27日(同28日)の敵地ドジャース戦までの投手復帰は極めて厳しい道のりとなりそうだ。
(Full-Count編集部)
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