大谷翔平、厳しい船出の二刀流 MLB公式は“逆サプライズ”プレーヤーで選出

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大リーグ公式サイトがサプライズ・プレーヤーに選出「ここまでのところ良くない」

 エンゼルスは3日(日本時間4日)、大谷翔平投手がMRI検査を受け、右屈曲回内筋群の損傷と診断されたと発表した。投球再開まで4~6週間。4日(同5日)からの敵地・マリナーズ戦にはチームに同行する。指名打者としては状態を見て出場を続ける。

 開幕から10日以上が経過。大リーグ公式サイトは「各チームのサプライズプレーヤー」として活躍の目覚ましい選手、まさかの不振に陥った選手を1人ずつ選出。今季中の二刀流復活が期待された大谷は後者で選ばれてしまった。

「オオタニの投球を見ることはファンが今年最も楽しみにしていたことの1つだった。しかし、ここまでのところ良くはない。2試合に先発登板して計1回2/3で8四球7失点。理由が分かったかもしれない。日曜日の先発登板後、オオタニは右腕の違和感を覚え、MRI検査を受けた」

 打者では6試合出場して打率.148ながらも2本塁打、7打点。持ち味の長打力を発揮しているが、2年ぶりに復帰した投手では2試合登板、0勝1敗、防御率37.80。さらに3日に右前腕筋の損傷が判明し、今季中の投手復帰は厳しくなった。

 他球団では2日(同3日)までオリオールズで打率.429、2本塁打、5打点と好スタートを切ったハンサー・アルベルト内野手、ヤンキースで6本塁打、14打点のアーロン・ジャッジ外野手やアストロズのアレックス・ブレグマン内野手らスロースタートとなった選手たちも取り上げられた。シーズン序盤では厳しい評価を下された大谷。まずは指名打者として評価を見返したいところだ。

(Full-Count編集部)

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