DeNAラミレス監督、4安打固め打ちの神里を絶賛 「我々の知ってる神里が戻ってきた」

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

井納、石田、三嶋の完封リレー「今日は試合前から石田と三嶋を使うプランを立てていた」

■DeNA 3-0 中日(4日・横浜)

 投打にスキなしの完勝でDeNAが中日を3-0で破り貯金1とした。先発の井納が7回無失点と好投し、後を継いだ石田、三嶋も中日に得点を与えない完封リレーだった。打線は1点リードの6回に4連打で2点を加えて試合を決めた。ラミレス監督は「今日は試合の最初から最後まで、非常にいい形で勝つことができた」とご満悦だった。

 井納は7回までに6安打を打たれたが、連打を許さず、無四球と安定した内容で中日にホームを踏ませなかった。指揮官は「ストレートもフォークもよかった。球種の使い方がよく、今日はスタミナ面も非常によかった」と右腕を評価。7回完了82球での交代に関しては「もう少し投げさせることも考えたが、今日は試合前から石田と三嶋を使うプランを立てていたので、その通りにした」と予定通りの継投だったことを明かした。

 打線では「2番・中堅」として今季2度目のスタメンとなった神里が4安打2得点の活躍。ラミレス監督は「ウェルカムバック。我々の知っている神里が戻ってきた。しっかりチャンスを生かしてくれた」と、昨季は自身初の規定打席到達を果たしながら、今季は出場機会に恵まれていない3年目の活躍を喜んだ。

 巨人、阪神とのビジターでの6連戦を3勝2敗1分で終え、勝率5割で始まった9連戦の初戦を快勝した。指揮官は「今日の勢いを明日の試合に持っていって、ベストを尽くして必ず勝ちたい」と、地元で再び貯金生活に入ることを誓った。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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