ロースターは28人枠を今季終了まで維持 複数球団での感染拡大でルール変更
チームに帯同させることのできる予備選手も3人から5人に増加
4か月遅れて7月23日(日本時間24日)に開幕を迎えたメジャーリーグ。マーリンズやフィリーズ、カージナルスで新型コロナウイルスの感染者が出るなど、混乱する中でシーズンの戦いが続いている。
未曾有の事態でのシーズンとなることから今季は公式戦出場が可能なロースターが30人でスタート。当初は2週間後に28人、4週間後には26人へと縮小される予定だったが、8月6日(同7日)には28人に縮小された後はシーズン終了まで28人で維持されるようだ。
MLB公式テレビ局「MLBネットワーク」のケン・ローゼンタール氏は自身のツイッターで関係者の話として「ロースターの規模は30人から28人へと今週木曜日に減少となり、今季残りとポストシーズンも同じその数を維持することになると選手会が選手たちに通達した」と伝えた。また、米スポーツ専門局「ESPN」によると、複数の球団で感染者が急増したことで「今回の変更に繋がった」としている。
また、遠征に帯同させることができる予備選手「タクシースクワッド」が3人から5人へと増加することになるよう。新型コロナウイルスの禍中で行われている今シーズン。状況に応じたルール変更をMLBは強いられている。
(Full-Count編集部)