田中将大、5回1安打0封の圧巻投球にNYメディア称賛の嵐 「全てが上手くいった」

レイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:AP】
レイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:AP】

地元メディアは田中の好投を不意にした打線に苦言「パフォーマンスを無駄にした」

■レイズ 1-0 ヤンキース(日本時間8日・タンパ)

 ヤンキースの田中将大投手が7日(日本時間8日)、敵地でのレイズ戦に今季2度目の先発登板。5回1安打5三振、無四球無失点の快投を見せた。試合は0-1で敗れたが田中が見せた快投に地元メディアも「全てが上手くいったベストパフォーマンス」と称賛の嵐だった。

 散発1安打、無四球と完璧の内容だった。田中は初回2死からディアスに右前打を浴びたが、この日打たれた安打はこの1本のみ。その後は13打者連続でアウトを奪い、注目された筒香との対戦も2打数無安打に封じた。

 前回の今季初登板では2回2/3、4安打2失点。そして、この日の登板は5回をわずか59球で仕留める快投に地元メディアも称賛の声を上げていた。

 米ニュージャージー州最大のメディア「NJ.com」は2安打完封負けを喫したヤンキースに「タナカの力強いパフォーマンスを無駄にしてしまった」と苦言を呈したが、圧巻の投球を見せた日本人右腕を「タナカタイム」と称え「やること全てが上手くいったようなベストパフォーマンスを見せた」と称賛。

 また、地元紙「newsday」もレイズ打線を封じた投球に「彼のスプリットとスライダーは打つことが不可能のように見えた」と“伝家の宝刀”を絶賛。「ニューヨーク・ポスト」は田中の好投を不意にした打線に「タナカのシャットアウトパフォーマンスを無駄にした」と指摘していた。

(Full-Count編集部)

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