大谷翔平、右打席上ボール球の“悪球打ち二塁打” 米データ分析者は「感心」
見逃せば完全にボール球だった151キロのシンカーを左前二塁打
■レンジャーズ 7-3 エンゼルス(日本時間10日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地のレンジャーズ戦で「4番・DH」で先発出場。3試合ぶりの安打を放つなど3打数2安打で今季初マルチをマーク。第3打席で放った“悪球打ち二塁打”にデータ分析のスペシャリストは「右打席内のボールを二塁打に……、感心している」と驚きの声を上げている。
技あり、悪球打ち…まさかの一打を放ったのは6回の第3打席。1ボール2ストライクからの4球目、見逃せば完全にボール球の94マイル(約151キロ)をリーチを生かし追っつける左翼線二塁打を放った。
大谷の悪球打ちに注目したのは大リーグ公式サイトでデータ分析を担当するデビッド・アドラー氏だった。自身のツイッターでは第1打席の中前打も称えつつ「私は右打席内のボール球をツーベースにした、こちらのほうにより感心している」と驚きの声を上げていた。
今シーズン、打者として出場10試合目で初のマルチ安打をマークした大谷。この日を復調のきっかけとし、チームを勝利に導く活躍を期待したい。
(Full-Count編集部)