Aロッドら大物カップルがメッツ買収の「本命だ」 資産家参戦で“マネー合戦”逆転か

元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏(左)と婚約者で女優のジェニファー・ロペスさん【写真:Getty Images】
元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏(左)と婚約者で女優のジェニファー・ロペスさん【写真:Getty Images】

「Jロッド」は当初資金面で劣勢も大物資産家が参戦した、入札締切は9月1日

 元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏と婚約者で女優のジェニファー・ロペスさんらの投資家グループが、メッツ買収の本命となっていると米ニューヨーク・ポスト紙など複数メディアが伝えた。

 ニューヨーク・ポスト紙は「アレックス・ロドリゲスは伝えられるところメッツ買収の『明白な本命』だ」との見出しで伝えた。メッツ買収の第1回入札は7月9日(日本時間10日)に行われ、5つの投資家グループが入札。17億ドル(約1823億円)で入札したAロッドら、20億ドル(約2145億円)で入札したヘッジファンドの大物スティーブ・コーエン氏ら、米スポーツ球団でオーナーを務めるジョシュ・ハリス氏らなど4つの投資家グループが“2回戦”に進出したと伝えられている。

 “Jロッド・グループ”は当初、資金面ではコーエン氏らに劣勢を強いられていたが、ここに来てプロスポーツ球団オーナーのビンセント・ビオラ氏、ビタミン・ウォーター社の共同創立者であるマイク・リポール氏が参戦。ニューヨーク・ポスト紙は「ロドリゲスとロペスは伝えられるところによると、2億2500万~3億ドルを自身の資金から出資する予定だ。ビオラは50億ドル、リポールは30億ドルの財産を所有しており、J-Rodよりも多くの資金を出資する可能性がある。これにより、ロドリゲスをCEOに据えるが、メッツの支配的オーナーには就かせない、という可能性が出てくる」とAロッド体制となった場合の今後を伝えた。

 入札締切は8月31日(同9月1日)を予定している。このままAロッドらビッグカップルは本命としてメッツ買収に成功するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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