活躍光る広島森下&楽天小深田 1軍デビューは27人…12球団新人達の現在地は?

広島・森下暢仁【写真:荒川祐史】
広島・森下暢仁【写真:荒川祐史】

巨人は12球団で唯一、新人の1軍出場がまだない

 新型コロナウイルスの感染拡大で約3か月遅れ、6月19日に開幕を迎えた2020年のプロ野球。当初は無観客で開催されていたが、7月10日から有観客での開催も始まり、開幕から約2か月が経過した。

 今までにない形での開幕となり、難しい調整を強いられた選手たち。その中でも、大きな希望を抱いてプロの世界に飛び込んできたルーキーたちにとっては、より難しいものになったに違いない。ただでさえ右も左も分からない1年目。開幕が見えない中での調整は困難を極めたに違いない。

 そんなルーキーたちの中には自粛期間を乗り越え、現在1軍で存在感を際立たせている選手もいる。そこで開幕から約2か月が経過した段階での各球団のルーキーたちの現在地を見ていこう。

【巨人】
・1軍出場なし

 巨人は12球団でただ1チームだけ、ルーキーの1軍デビューがない。ドラフト2位の太田龍がイースタン・リーグで8試合に登板して2勝1敗、防御率2.86とまずまずの成績を残している。太田を除く5人は高卒のため、時間をかけて育成していくことになるだろう。

【DeNA】
2 坂本裕哉 1試合1勝0敗0S0H 防0.00
3 伊勢大夢 5試合0勝0敗0S0H 防1.80
6 蝦名達夫 1打数0安打0本塁打0打点 .000

 DeNAは坂本、伊勢、蝦名の3選手が1軍でデビュー。開幕ローテ入りした坂本はプロ初登板で6回1安打無失点の好投でプロ初勝利をマークしたが、足首を捻った影響で登録抹消に。伊勢、蝦名も登録抹消となっており、現在は1軍にルーキーはいない状況だ。1位の森はイースタン・リーグで打率.169と苦戦を強いられている。

中日は12球団で最多の5人の新人が1軍の舞台を経験

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