秋山翔吾の激走スライディングに実況解説も興奮 「フー!」「これは教科書だ」

5回の攻撃で好走塁を見せたレッズ・秋山翔吾【写真:AP】
5回の攻撃で好走塁を見せたレッズ・秋山翔吾【写真:AP】

中越え二塁打で一塁から生還、一度はアウトの判定もチャレンジの末に覆った

■レッズ 6-0 ブルワーズ(ダブルヘッダー2試合目・日本時間28日・ミルウォーキー)

 レッズの秋山翔吾外野手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルワーズとのダブルヘッダー2試合に「1番・中堅」でフル出場。2試合無安打に終わりこれで3試合連続無安打も、ダブルヘッダー2試合目では好走塁を見せた。このプレーに、敵地の実況解説も称賛の声をあげている。

 秋山は2点リードの5回、1死から四球で出塁すると、次打者のカステヤノスの中越え二塁打で一塁から一気に三塁を蹴った。中堅・ガルシア、遊撃・アルシアの強肩で1度はアウトと判定されたが、秋山は自軍ベンチにセーフのアピール。チャレンジの末、セーフ判定に覆った。

 この一連の流れを、地元放送局「FOXスポーツ・オハイオ」もリアルタイムで実況。実況のアナウンサーが「アキヤマはダグアウトにリプレー検証をするようにシグナルを送っている。彼はセーフだと思っているようだ。別の角度から見てみよう」と話すと、解説のクリス・ウェルシュ氏も「アルシアのなんて素晴らしい中継スローだ。(リプレイ映像を見ながら)アルシアのロケットスロー!(アキヤマがホームにスライディングしたシーンを見て)フー! 手が先に入っているね。これはアキヤマのナイスなスライディングだ」と展開を追って伝えた。

 ブレンマン氏は「本当にうまくスライディングした。彼はセーフだ」と興奮気味に絶賛。「よくやりました」というウォルシュ氏に「あなたの言ったようにアキヤマによるナイスなスライディングでした。これは教科書(のようなスライディング)だ」と称賛の声を送った。

 また、米メディア「ジ・アスレチック」でレッズ番を務める、C・トレント・ローズクランズ記者はツイッター上で「私たちは今夜レッズから2つの素晴らしいスライディングを見た。1試合目のカステヤノスと、2試合目のアキヤマだ」と語り、地元紙「シンシナティ.com」のレッズ番、ボビー・ナイチンゲール氏も「オーランド・アルシアによるファンタスティックな中継スロー。しかしショウゴ・アキヤマのスライディングが上回り、タッチを破った」と伝えるなど、米記者の間でも喝采の嵐が巻き起こっている。

(Full-Count編集部)

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