大リーグで7試合延期 42秒間の黙祷など黒人銃撃事件の抗議行動が拡大

日本時間28日は計7試合が延期となった【写真:AP】
日本時間28日は計7試合が延期となった【写真:AP】

前日27日の3試合に続き7試合延期、マンフレッド氏「社会的不公平に取り組む要求をサポートする」

 大リーグで27日(日本時間28日)に予定されていた7試合が延期された。米ウィスコンシン州で23日(同24日)に起きた白人警官による黒人銃撃事件に対する抗議行動で選手たちが出場を拒否。前日26日(同27日)は3試合が延期となったが、この日は前田健太投手が所属するツインズ-タイガース戦、筒香嘉智外野手が所属するレイズ-オリオールズ戦、山口俊投手のブルージェイズ-レッドソックス戦などが延期された。

 前日の3試合から、この日は7試合と拡大した。米放送局「NBCスポーツ」によると、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏はメッツ-マーリンズ戦をボイコットするのではなく、試合時間を遅らせるように提案したというが、コミッショナーはこれを否定。相次ぐボイコットに声明を出した。

「この2日間、いくつかの球団の選手たちが試合に出場しないことを決めました。私はこれらの決断を尊重し、社会的不公平に取り組む要求をサポートすると、公式にも非公式にも話してきました。私は彼らが出場しないことで自身を表明することをいかなる方法でも妨げようとはしていません。また、いかなる球団職員や選手に対しても、他の形での抗議方法を提案したことはありません。これに反するいかなるほのめかしも事実と異なります」

 大リーグ機構から明白なガイダンスはなく、各球団が判断する状況だ。ダイヤモンドバックス-ロッキーズ戦などでは試合開始の数分間に延期が発表された。カージナルスのエース・フラハティは「昨日はリーグ全体でアクションを起こすべき日だったのに、昨日リーグ全体でそれを起こすことができなかったから、つらい。今日それが起こってくれるように願うが、どうやら今日もそれは起こりそうにない」と連帯の欠如に不満を示した。

 延期となったメッツ-マーリンズ戦ではメッツの選手たちが守備位置につき、マーリンズの選手たちはベンチ前に整列。黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの背番号と同じ「42」秒間の黙祷を行った。その後、「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」とプリントされたTシャツでホームベースを覆い、両チームの選手たちがベンチへと引き上げた。

(Full-Count編集部=AP)

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