鷹工藤監督、今季初登板7回1失点の武田を絶賛「ボールの走りもキレも変化球も良かった」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

首位でシーズン折り返しも「そこは考えないで、目の前の試合を」

■ソフトバンク 9-1 日本ハム(28日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは28日、本拠地での日本ハム戦に9-1で快勝し6連勝を飾った。今季初先発の武田翔太投手が7回1失点の好投を見せると、栗原陵矢捕手の2本塁打などで9得点。ソフトバンクはこの日で60試合を消化して、シーズンを首位で折り返した。

 武田が初回に1点を先制されたが、その裏に打線が爆発。打者10人で5点を奪って逆転に成功すると、2回にも柳田悠岐の特大19号本塁打で2点を追加した。大きな援護をもらった武田は2回以降得点を許さず、7回102球で降板。今季初登板初先発で価値ある1勝を挙げた。

 試合後の工藤公康監督は、武田について「少しカット気味になるストレート、縦・横のスライダーが非常に良かったと思いますし、中盤からはカーブも入れて緩急もつけていましたね」と満足気な表情を見せた。

 さらに「僕が思っていたよりも、ボールの走りもキレも変化球も良かったと思います。最初は緊張感もあったと思いますが、回が進むごとに素晴らしいボールが決まっていました」と武田の快投に目を細めたが、次の登板については「(手術した)肘というところもあるので、コーチとも話をしてから」と明言を避けた。

 また「あれが大きかった」とい初回の5点は、エンドランや柳田の足、栗原の一発など多彩な攻撃から生まれた。特に5点目は甲斐拓也にスクイズのサイン。さらに成功はしなかったが川瀬晃にもスクイズのサインを出した。

「点はたくさんあって悪いものではないし、拓也君はランナーがいると少し強引になっているところもあったので、ここは確実にという中でスクイズにしました」という指揮官。「過去に6点差を逆転されたというのもあるし、次のもう1点が大事だと思っていたので」と、貪欲に次の1点を奪いにいく姿勢を見せた。

 この日でシーズン120試合のうち60試合を消化して35勝23敗2分。工藤監督は、12の貯金を作っての首位ターンにも「そこはあまり考えないで、目の前の試合をしっかり戦えるように、そしてケガ人が出ないようにうまく考えながらやっていくことで頭がいっぱいです」と控えめにコメントした。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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