秋山翔吾「記憶に残る」ダルから初安打 乱闘騒ぎには困惑「どうリアクションを…」

本拠地でのカブス戦ダブルヘッダー第2試合目も先発出場したレッズ・秋山翔吾【写真:Getty Images】
本拠地でのカブス戦ダブルヘッダー第2試合目も先発出場したレッズ・秋山翔吾【写真:Getty Images】

ダブルヘッダー第2試合では自身の顔近くの投球で乱闘騒ぎ「危険球とは思わなかった」

■レッズ 6-5 カブス(ダブルヘッダー第2試合・日本時間30日・シンシナティ)

 レッズの秋山翔吾外野手は29日(日本時間30日)、本拠地のカブスとのダブルヘッダーに「7番・中堅」でフル出場した。第1試合ではダルビッシュとメジャー初対決に臨み、6回の第3打席で右前打を放ち、5試合19打席ぶりの安打をマークした。第2試合は4回の第2打席で頭部付近を通過する投球を巡って両軍の乱闘騒ぎに発展した。2打数無安打1四球で、計4打数1安打1四球。打率.186となった。ダルビッシュからの一打について、秋山は「サイ・ヤング賞級の活躍をしている日本人投手と対戦できたことは思い出に残る1日になったと思うし、いろいろな感情があった試合でした。記憶に残る一本になるかなと思います」と振り返った。

 ダルビッシュとの9年ぶりの対決。2回2死一塁の第1打席は振ったバットが捕手カラティニのミットにかすった。打撃妨害(捕手失策)で出塁。4回2死の第2打席では一塁線へのボテボテのゴロとなったが、ダルビッシュが処理できずに転倒。投ゴロ失策で、2打席連続の失策での出塁となった。待望の当たりは6回先頭。2ストライクからの5球目。96.5マイル(約155.3キロ)のフォーシームを右前へ打ち返した。5試合19打席ぶりの安打となった。

 背番号「42」を着用した2試合目は二ゴロ、四球、二ゴロの2打数無安打。第2打席では投球が頭部付近に来たことからベル監督が激怒。両軍入り乱れての乱闘騒ぎになった。秋山が騒ぎの中心に入ることはなかったが、ベル監督、ウィンカー、ボットと同僚3人が退場処分となった。乱闘劇について、秋山は「僕は投げた瞬間に抜けたと思ったので、危険球と思わなかったですけど……。どういうリアクションを取っていいか迷いましたね」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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