鷹が28歳の渡邉雄大との支配下契約「球団に感謝」 背番号は「48」に

会見に臨んだソフトバンク・渡邉雄大【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
会見に臨んだソフトバンク・渡邉雄大【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

周東や大竹に続き2017年育成ドラフト5人目の支配下昇格

 ソフトバンクは31日、育成選手だった渡邉雄大投手と支配下選手契約を締結したと発表した。渡邉雄は同日、オンラインで記者会見を行い「26歳で独立リーグでプレーしていた自分を見つけ出してくれて、29歳まで成長する機会を与えてくれ、また1つ挑戦する場を与えてくれた球団に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

 新潟県出身の渡邉雄は中越高、青山学院大を経て、2013年にBCリーグの新潟に入団。2017年の育成ドラフト6巡目で指名され、26歳のオールド育成ルーキーとしてソフトバンクに入団した。左のサイドハンドという変則的なフォームから繰り出されるボールが武器だ。

 今季はウエスタン・リーグで11試合、11回1/3を投げて、いまだ無失点を継続中。イニング数を上回る17個の三振を奪っており、ここまでのアピールが実った。

 渡邉雄が入団した2017年の育成ドラフトは尾形崇斗投手、周東佑京内野手、砂川リチャード内野手、大竹耕太郎投手とこれまで4人が支配下に昇格しており、同期5人目の昇格となった。ソフトバンクで今季、育成から支配下登録されるのは尾形、リチャードに続いて3人目。球団では延べ32人目(33度目)となった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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