名手アレナドの三塁線上“鬼肩スロー”はファン理解不能「人間離れ」「どうやって?」

好守を見せたロッキーズのノーラン・アレナド【写真:Getty Images】
好守を見せたロッキーズのノーラン・アレナド【写真:Getty Images】

三塁線上で逆シングルキャッチ→体が流れながらも一塁へノーバウンド送球

■パドレス 6-0 ロッキーズ(日本時間1日・コロラド)

 球界屈指の名手として知られるロッキーズのノーラン・アレナド内野手が31日(日本時間1日)、本拠地でのパドレス戦で華麗なジャンピングスローを披露した。7度のゴールドグラブ賞を受賞している29歳内野手の美技に、ファンの間でも「常軌を逸している」「どうやって?」と話題となっている。

 並の内野手なら困難なプレーだっただろうが、アレナドにとっては朝飯前とも呼べる軽やかな動きだった。5点ビハインドで迎えた6回表、1死走者なしで迎えた場面だった。8番・ノラの打球は三塁線上へ。これに三塁後方で守っていたアレナドが瞬時に反応し逆シングルで打球をグラブに収めると、体は三塁ファウルゾーンに流れながらもファウルゾーンからジャンピングロングスロー。一塁手へのノーバウンド送球で必死に一塁へ走るノラの出塁を阻止した。

 この美技を大リーグ公式インスタグラムは「ノーランがちょうど今見せびらかしてきた」と動画で紹介。その軽やかな身のこなし、そして45メートルはあろうかという距離を物ともしない肩の強さにファンからは「球界最高の三塁手」「いつものノーランだね」「三塁コーチのリアクションよ(笑)」「ノーラン本当に大好き!」「史上最高の三塁手」「傑出している」「常軌を逸している」「人間離れしている」「どうやって?」と称賛の声が相次いだ。

 アレナドはこの試合で4打数1安打とバットでは本領発揮とはならず、チームも序盤のビハインドから追い上げることは出来ず0-6と敗戦。17勝18敗の借金1となり、地区3位だ。地区首位のドジャースと2位のパドレスを追随するには、大黒柱アレナドの活躍が引き続き不可欠。今後もスーパースター内野手の好守に渡る躍動から目が離せない。

【動画】「三塁コーチのリアクションよ(笑)」 敵軍コーチも驚かせた現役最強三塁手アレナドの好守映像

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