ロッテ、直接対決3連勝で0.5差肉薄 鷹は“天敵”に3タテ食らい首位陥落の危機

最後を締めたロッテのハーマン(右)と田村龍弘【写真:福谷佑介】
最後を締めたロッテのハーマン(右)と田村龍弘【写真:福谷佑介】

11連勝中だったソフトバンクの石川は2018年8月2日以来、766日ぶりの黒星

■ロッテ 4-2 ソフトバンク(6日・PayPayドーム)

 ロッテは6日、敵地PayPayドームでソフトバンクと対戦し、4-2で勝利した。5回に安田の2ランなどで一気に4点を奪うと、そのリードを投手陣が守り抜いた。首位ソフトバンクとの直接対決3連戦で3連勝し、0.5ゲーム差に肉薄した。

 同点で迎えた5回、先頭の田村が四球で出塁すると、藤岡が犠打で送り1死二塁に。ここで加藤が中前適時打を放って1点を先制し、菅野の適時打で1点を追加。さらに安田が右翼スタンドへの5号2ランを放って、この回一気に4点を奪った。

 先発の二木は5回までソフトバンク打線をわずか1安打に封じる好投。6回に3連打で2点を返されたものの、リードを守ると、7回からは東條、小野、唐川、ハーマンと繋いで逃げ切った。ロッテはカード3連勝で、今季のソフトバンク戦の成績を8勝3敗1分とした。

 ソフトバンクは苦手ロッテに痛恨の3連敗を喫した。打線がロッテ投手陣の前に5安打2得点と奮わず。投手陣はロッテ打線に3安打しか打たれていないが、先発の石川が6四死球、2番手の松本も2四球、3番手の板東も2四球と3投手で計10四死球と四死球の多さが目立った。2018年から11連勝中だった石川は2018年8月2日の西武戦以来、766日ぶりに敗戦投手となった。

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