前田健太トレード獲得は「大当たりだ」 米メディアが各球団の補強で大絶賛

ツインズ・前田健太【写真:AP】
ツインズ・前田健太【写真:AP】

ブルージェイズの山口俊&ドリスは「三振の取れる投手として上昇傾向」

 ツインズ・前田健太投手が米メディアから熱い視線を注がれている。米メディア「ブリーチャー・リポート」は「MLB各球団のオフシーズンのトレードとフリーエージェントを再評価する」と補強を診断。昨オフにドジャースからトレード移籍し、ここまで4勝を挙げている右腕を高く評価している。

 前田は8月18日(日本時間19日)の本拠地ブルワーズ戦で9回途中まで無安打に抑える好投。ノーヒットノーランはならなかったが、1安打で12三振を奪った。5日(同6日)の本拠地タイガース戦では勝敗はつかなかったものの、7回途中2安打3失点と好投した。今季は8試合登板し、4勝1敗、防御率2.77。ポストシーズンの開幕投手を期待する声も上がっている。昨オフにエース級の投手のFA補強に走らず、ドジャースとのトレードで前田を獲得したツインズについて、ブリーチャー・リポートは「それが大当たりだった。ツインズのエースとしての地位を確立した」と絶賛した。

 ブルージェイズは昨オフに山口俊、ラファエル・ドリス、アンソニー・バースとNPB出身の3投手を獲得。「トロントはヤマグチとドリスを日本から獲得した。両者は三振の取れる投手として上昇傾向にある。だが、両者ともにコマンドに問題がある。それでも、ドリスはセットアッパーとして、安定した活躍をしている」と評価した。

 レイズに筒香嘉智外野手、レッズには秋山翔吾外野手が加わったが、ここまで同メディアは厳しい評価を下している。シーズンも残り3週間。異例のシーズンとなった今季、両選手がどこまで巻き返すか注目だ。

(Full-Count編集部)

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