6戦連続2桁安打で快勝のDeNA ラミレス監督が4番・佐野を称賛した点は?

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

3位阪神とのゲーム差1.5に、8.5ゲーム差の首位巨人を追う

■DeNA 6-1 阪神(9日・横浜)

 DeNAは9日、本拠地の横浜スタジアムでの阪神戦に6-1で快勝し、3位阪神とのゲーム差を1.5に広げた。先発の上茶谷が7回1失点の好投で今季初勝利。打線は11安打で6得点と、効果的な場面でタイムリーが出た。ラミレス監督は「今は打者の1人1人が安定していて、攻撃的な姿勢で打席に入れている」と6試合連続2桁安打と好調な打線を称賛した。

 初回に先制されたが、すぐにソトと佐野のタイムリーで逆転。5回には佐野が追加点となる2点二塁打を放ち、8回には相手投手の乱調でダメ押しの2得点と理想的な展開だった。全11安打は1番から5番までの上位打線で記録。ラミレス監督は「梶谷が4本、佐野が3本、神里も1本と、左打者がチームを牽引してくれてこれだけの点が取れた」と3人の名前を挙げた。

 試合前には佐野が8月の月間MVPに選出されるうれしい知らせが届き、自ら祝うように試合では2本のタイムリーを含めた3安打3打点と好調をキープしている。指揮官は「ただ打っているだけでなく、チャンスで結果を出している。ここで打たなければいけないという場面で打っている」と自ら4番に抜擢した4年目の活躍を喜んだ。

 今季初勝利の上茶谷に対しては「昨年も含めてベストと言えるほど素晴らしいピッチング」と絶賛したラミレス監督。貯金は再び3に。ライバルの阪神に完勝し、巨人を1番手として追っていく。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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