ダルビッシュは「驚異的だった」 レッズ大砲が振り返る右腕の支配的な投球
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ダルビッシュは連勝が7で途切れるも6回2安打3失点と力投した
カブスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッズ戦に先発し、今季2敗目を喫した。初回にいきなり3点を失い、6回2安打3失点でリードを許して降板。8試合連続勝利はならず、今季初登板以来の敗戦投手となった。
今季のサイ・ヤング賞を争うだろう鬼才バウアーとの投げ合い。結果的には初回2死一、二塁からのムスタカスの右越え3ランが“命取り”となったが、打ったムスタカスにはダルビッシュが脅威に映っていたようだ。 レッズの球団公式サイトはムスタカスが「いつでも先制点を取りたい。リードを奪いたい。特にダルビッシュのような投手相手にはね。彼の能力は分かっている。初回の後はそれを見せていた。驚異的だった。あの初回でさえ、素晴らしい投球をしていた。甘く入った変化球に良いスイングができた。先制点を取り、トレバー(バウアー)にリードを与えられたことはすごく大きかった」と振り返ったことを紹介している。
ここまでリーグトップタイの7勝、リーグ3位の防御率1.77。72奪三振はリーグトップだ。敗れたはしたものの、日本人初のサイ・ヤング賞への期待が膨らむ投球となった。
(Full-Count編集部)
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