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“スミ1”敗戦にも鷹・工藤監督が前向きだったワケ 週5勝1敗よりも大きかったこと

ソフトバンクは13日、本拠地PayPayドームで西武と対戦し、1-0で敗戦した。先発の石川が初回先頭の外崎に先頭打者本塁打を浴びるとこれが決勝点に。打線はあと1本が出ずに無得点に終わった。

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

ロッテ戦3連敗から立て直し、6試合全て先発陣に勝敗がついたという収穫

■西武 1-0 ソフトバンク(13日・PayPayドーム)

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 ソフトバンクは13日、本拠地PayPayドームで西武と対戦し、1-0で敗戦した。先発の石川が初回先頭の外崎に先頭打者本塁打を浴びるとこれが決勝点に。打線はあと1本が出ずに無得点に終わった。

 悔しい“スミ1”の敗戦。打線は西武打線を上回る8安打を放ち、初回1死一、二塁、5回2死二塁、7回2死満塁とチャンスを作ったが、最後の1本が出なかった。とはいえ、工藤公康監督は「いいゲームをすることが大事かなと思います。勝てるに越したことはないですけど、負けたとしても、これが必ず次に役に立つ。これが血となり肉となる」と淡々と振り返っていた。

 1週間の締めくくりこそ黒星を喫した、楽天、西武と対戦したこの1週間は収穫のあるものになった。ロッテに3連敗を喫して立て直しを図った楽天戦は敵地で3連勝。さらに本拠地に戻ってからも2連勝し、6連戦を5勝1敗で終えて、3連敗のショックを払拭した。

 この5勝1敗という星取り以上に大きかったのが投手運用の面だ。週のアタマを託された千賀が8回無失点と好投すれば、本拠地に戻ってムーアが7回、武田が7回途中、そして石川が9回完投と長いイニングを投げた。5勝全てが先発投手に付き、唯一の黒星も石川が責任を果たしてのものだった。

 守護神の森、セットアッパーのモイネロ、そして高橋礼、嘉弥真、松本裕らは2度登板しただけ。勝ちパターンでも起用されてきた泉は1週間登板機会がなかった。先発陣の踏ん張りによってリリーフの登板機会を減らすことができ、指揮官も「先発も長いイニングを投げてくれることで、中継ぎがしっかり休める。この1週間はうまく回ったかなと思います」と頷いた。

 確かに板東湧梧、渡邉雄大のリリーフ2人が肘の故障により離脱してしまったことは痛手ではあるが、負荷のかかりがちだったモイネロや森、高橋礼らへの負担を減らせたことは収穫だった。

 この日は武田翔太投手の出場選手登録を抹消した。故障などではなく、予定通りの登録抹消だったことを試合後の工藤監督は明かしている。現在、登録抹消中の二保旭や和田毅もリフレッシュのためで、間隔を空けてローテに戻ってくる。「投手コーチと話して10月初めまではローテ組んでいるので、そのローテ通りです」という工藤監督。ここからも続く怒涛と6連戦ラッシュを乗り切るべく、投手運用にも思案を巡らせているようだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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