医療従事者への感謝を伝える「THANKS HEROES」 新型コロナ禍での「鷹の祭典」

今季の「鷹の祭典」は「S15(サァイコー!)イエロー」を採用したユニホームで戦う【写真:藤浦一都】
今季の「鷹の祭典」は「S15(サァイコー!)イエロー」を採用したユニホームで戦う【写真:藤浦一都】

特別ユニは選手からの要望を取り入れた「S15(サァイコー!)イエロー」

 ソフトバンクは12日、13日の西武戦で「鷹の祭典2020」を開催した。2004年から毎年の人気企画として実施されており、今年で17年目となり、今後は18日から20日の楽天3連戦、22日から24日のオリックス3連戦でも実施され、計8試合が行われる。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって開幕が3か月遅れた今季のプロ野球。この「鷹の祭典2020」も様々な側面から、新型コロナウイルスに影響を受け、それに立ち向かうためのイベントとなった。

 スペシャルユニホームのテーマーカラーには、選手からの要望を取り入れた「S15(サァイコー!)イエロー」を採用。そこにブルーをミックスさせた。イエローには「人々を元気づけ、より前向きに世の中を明るくしていきたいという強い決意」、そして、ブルーには「医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆さまへの感謝の気持ち、チームとファン、みんなが一体となって戦っていく意気込み」と込めた。

 今年は、新型コロナウイルスと闘う医療従事者に感謝の気持ちを示す「THANKS HEROES」が最大のテーマ。福岡県内の医療従事者に対して17万着もの「鷹の祭典2020ユニホーム」を贈呈し、博多駅や西鉄天神駅にはメッセージビジュアルを掲載して医療従事者への感謝のメッセージを届けた。公式YouTubeチャンネルでも選手、ファンからのメッセージ動画を公開している。

 現在、新型コロナウイルスの感染予防のため、スタジアムの観客数は上限5000人に設定されている。多くのファンがスタジアムに訪れることができない状況であることから、様々な場所で「鷹の祭典」を楽しめるように、と工夫も凝らした。

「ロボット応援団」たちはユニ&Tシャツ姿でマスク着用

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