「ショウゴの送球の中で恐らく最高」レッズ秋山、失点防いだ補殺に現地実況も絶賛

本拠地でのパイレーツ戦に「1番・左翼」で出場したレッズ・秋山翔吾【写真:AP】
本拠地でのパイレーツ戦に「1番・左翼」で出場したレッズ・秋山翔吾【写真:AP】

左翼線へのゴロを素早く二塁に送球してアウトに、打席では2試合で計4四球の貢献

■レッズ 9-4 パイレーツ(日本時間15日・シンシナティ・ダブルヘッダー第2試合)

 レッズの秋山翔吾外野手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたパイレーツとのダブルヘッダーで「1番・左翼」として2試合ともにスタメン出場した。2試合で計3打数1安打4四球と出塁で貢献しただけでなく、好守も披露。隙のないプレーには現地の実況解説やファンからも称賛の声が上がった。

 2試合目の1回2死二塁。1点リードされた場面で、パイレーツのベルが放った打球が左翼線に転がった。二塁走者のモランは悠々と三塁を蹴って本塁へと向かう中、捕球した秋山は即座に二塁へ送球。ベルがスライディングで滑り込むも、判定はアウト。さらにそのプレーがモランの生還よりもわずかに早かったため、得点を許さなかった。

 レッズの公式ツイッターでは、この華麗な補殺を動画で公開。「ショウゴが野球の基本を教えている。本塁まで懸命に走ること…たとえカップが外れたとしても」とのコメントを添えた。さらにファンからも「ショウゴは今年打席でベストではないけど、守備ではすごい」「彼の守備は間違いなく桁違い。最近は打撃も調子を上げている」と陶酔していた。

 失点を防いだ秋山の好守。テレビ局「FOXスポーツ・オハイオ」の中継の中でも、補殺のプレーが話題に。実況のジム・デイ氏は、秋山が四球を選んだ際に「送球も忘れてはいけません。左翼から遊撃へ。今季見たショウゴの送球の中で恐らく最高でしょう。素早く捕球して投げました」と称えた。その言葉に解説のクリス・ウェルシュ氏も同調し「ショウゴ・アキヤマの守備について耳にすることは、一流だということです。今年ナ・リーグで最高の守備の外野手だとも言われています。常に正しい位置にいるように見えます。素晴らしい送球でした」と褒めちぎった。

(Full-Count編集部)

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