ダルビッシュ、今季ワースト7回途中4失点で8勝目ならず CY賞争い後退の防御率2.22

先発したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
先発したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

9奪三振の力投でリーグ2位タイの88奪三振

■カブス – ツインズ(日本時間21日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は20日(日本時間21日)、本拠地のツインズ戦で先発登板した。7回途中で9奪三振、9安打4失点で降板し、リーグ単独トップの8勝目はならなかった。最速は96.9マイル(約155.9キロ)。サイ・ヤング賞争いへ手痛い登板となった。

 初回。ケプラーの右前打、ドナルドソンの四球で無死一、二塁とすると、ロサリオの一塁リゾを強襲する右前適時打で先取点を献上した。1死後、ウェイドの中前打で1死満塁の大ピンチを招いたが、ポランコ、ガーバーを2者連続で空振り三振。30球を要したものの、1失点に踏みとどまった。

 2回は先頭・ケイブの左越え三塁打を許すと、1死後のケプラーのニゴロの間に失点した。3、4回は3者凡退に。5、6回と走者を背負ったものの、後続を断ち切った。7回、無死二塁からケプラーに右越え2ランを被弾したところで降板となった。6回0/3で99球(ストライク76球)を投げ、9奪三振1四球、9安打4失点。今季ワースト失点で、クオリティスタート(6回以上で自責点3以下)は9試合連続でストップした。

 3登板続けて勝ち星は付かず、7勝はパドレス・デイビーズ、ブレーブス・フリードに並んでリーグトップタイのまま。防御率2.22はリーグ7位となった。88奪三振はパドレス・ラメットと1差のリーグ2位タイとなった。今季は残り1試合登板が見込まれている。

(Full-Count編集部)

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