レッドソックス、サイン盗み“首謀者”コーラ氏が監督再就任? レネキー監督の退任発表
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地区最下位に低迷、ブルーム編成責任者「非常に困難な年を落ち着いて指揮してくれた
レッドソックスは27日(日本時間28日)、ロン・レネキー監督が来季の監督を務めないと発表した。ハイム・ブルーム編成責任者は「彼は最高のキャラクター。ベンチコーチとしてワールドシリーズ制覇に貢献し、監督としては非常に困難な年を落ち着いて指揮してくれた。我々のユニホームを着ての貢献に感謝している」と声明を出した。
64歳のレネキー監督は11年から15年までブルワーズで指揮を取り、就任1年目に地区優勝。18年からレッドソックスのベンチコーチに就任し、同年のワールドシリーズ制覇に貢献した。サイン盗み問題が発覚した後、1月にアレックス・コーラ監督が退任。レネキー氏は2月に暫定監督に就任し、4月に正式に監督に就任していた。
球団は新監督の人選を進めていくという。大リーグ公式サイトは「1年間の職務停止処分が2020年のワールドシリーズ終了とともに解かれるアレックス・コーラ前監督と再契約を結ぶのではないか、という憶測もある」と驚きの可能性を指摘した。
主力のベッツ、プライスを放出したレッドソックスはエース左腕セールが3月に左肘のトミー・ジョン手術を受けてシーズン全休。序盤から低迷し、26日(同27日)まで地区最下位と低迷していた。
(Full-Count編集部)
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