オリ吉田正に期待されるイチロー以来の偉業 球団20年ぶり“生え抜き首位打者”なるか?

オリックス・吉田正尚【写真:荒川祐史】
オリックス・吉田正尚【写真:荒川祐史】

2014年に糸井(現阪神)が首位打者を獲得も、生え抜きでは2000年・イチロー以来

 パ・リーグ最下位に低迷するオリックス。だが、個人の成績を見るとリーグ1位の打率.355の吉田正尚外野手、リーグ1位の防御率2.43、123奪三振をマークする山本由伸投手がタイトル争いを繰り広げている。

 オリックスから首位打者となれば2014年の糸井嘉男外野手(.331・現阪神)以来となるが生え抜きに絞ってみれば2000年のイチロー氏(.387)以来、現れていない。吉田正には20年ぶりの“生え抜き首位打者”としての期待が高まっている。

 現在のパ・リーグ打率ランキングトップ5は以下の通り(29日終了時点)。

1 オリックス・吉田正尚 打率.355(310打数110安打)
2 日本ハム・近藤健介 打率.335(278打数93安打)
3 ソフトバンク・柳田悠岐 打率.333(309打数103安打)
4 楽天・鈴木大地 打率.322(345打数111安打)
5 日本ハム・西川遥輝 打率.309(311打数96安打)

 吉田正は2位の近藤に2分の差をつけトップをキープしている。パ・リーグは上記以外にも3割打者が楽天・茂木、日本ハム・大田の計7人が存在している。シーズンは残り40試合を切っているが過去2度の首位打者を獲得している柳田、2年連続で3割をマークする近藤、初の打率3割に向け新天地でヒットを量産する鈴木大らのハイレベルな争いはまだまだ続きそうだ。

 吉田正は暖かくなるにつれて調子が上がっていく“スロースターター”。初めて規定打席に到達した18年、そして昨季も3、4月は打率2割台と低調だが夏から秋にかけて安打を量産。実際に18年は9月の22試合で77打数28安打の打率.364、昨季は8、9月の2か月で179打数64安打.358とシーズン終盤に大きく数字を上げている。

 ここまで2年連続でベストナインに輝いているが、打撃タイトルの獲得はない吉田正。小さな体から規格外のフルスイングでファンを沸かす長打も魅力だが現在12本塁打(1位は浅村の28本塁打)と厳しい状況なだけに、イチロー以来となる“生え抜き首位打者”は是非、手にしてもらいたいところだ。

〇過去10年のパ・リーグ首位打者

2019 森友哉(西武) .329
2018 柳田悠岐(ソフトバンク) .352
2017 秋山翔吾(西武) .322
2016 角中勝也(ロッテ) .339
2015 柳田悠岐(ソフトバンク) .363
2014 糸井嘉男(オリックス) .331
2013 長谷川勇也(ソフトバンク) .341
2012 角中勝也(ロッテ) .312
2011 内川聖一(ソフトバンク) .338
2010 西岡剛(ロッテ) .346

(Full-Count編集部)

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