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前田健太、圧巻スライダー攻め&16年ぶり5回0封を米絶賛「ツインズのPO伝説となった」

ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦(3回戦制)で先発。ドジャース時代の16年以来4年ぶりのPO先発で自己最長の5回5奪三振3四球、2安打無失点と粘りの投球を見せた。勝利投手の権利を持って降板したが、救援投手が打たれて勝ち星はならなかった。チームは1-4で敗れてポストシーズン17連敗。北米4大スポーツワースト記録を更新した。前田は「久しぶりにポストシーズンで先発して緊張とかプレッシャーもあった。5回まで球数が多くなった。もう少し球数が少なければ良かった」と振り返った。

ワイルドカードシリーズの本拠地アストロズ戦に先発登板したツインズ・前田健太【写真:Getty Images】
ワイルドカードシリーズの本拠地アストロズ戦に先発登板したツインズ・前田健太【写真:Getty Images】

全91球のうち48球がスライダー「スライダーは一級品」「アストロズに1番損害を与えた」

■アストロズ 4-1 ツインズ(WCシリーズ・日本時間30日・ミネソタ)

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 ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦(3回戦制)で先発。ドジャース時代の16年以来4年ぶりのPO先発で自己最長の5回5奪三振3四球、2安打無失点と粘りの投球を見せた。勝利投手の権利を持って降板したが、救援投手が打たれて勝ち星はならなかった。チームは1-4で敗れてポストシーズン17連敗。北米4大スポーツワースト記録を更新した。前田は「久しぶりにポストシーズンで先発して緊張とかプレッシャーもあった。5回まで球数が多くなった。もう少し球数が少なければ良かった」と振り返った。

 ポストシーズン初戦を白星で飾れなかった。地元メディアはどう見たのか。地元紙「スタートリビューン」は「いつもなら速球に加えてスライダーとチェンジアップを組み合わせて使う」という前田の配球に注目した。

「ケンタ・マエダの長所がアストロズの弱点をついた。アストロズはスライダーをうまく打てないが、マエダのスライダーは一級品だ。初回ほとんどスライダーを投げ、(2回の)タッカーに対しては7球スライダーを続け、ボールに回転をかけ続けた。最終的に91球中48球がスライダーだった」

 初回からスライダーで攻め続け、タッカーの右前打と2四球などで招いた4回2死満塁もこの曲がり球でレディックから空振り三振を奪った。同紙は「マエダは彼の一番良いスライダーでレディックを三振に打ち取り、イニングを終わらせた。マエダはマウンドから降りながら吠えた」と綴った。圧巻のスライダー攻めに映ったようだ。

 球団のPO先発投手で無失点に抑えたのはサイ・ヤング賞2度のヨハン・サンタナが04年の地区シリーズの初戦でヤンキースを相手に7回無失点と力投して以来16年ぶり。先発投手が5回以上を投げて無失点に抑えたのは1901年のセネターズ時代から数えて球団史上6人目だった。大リーグ公式サイトは「マエダはヨハンと並びツインズのポストシーズンの伝説となった」と見出しを打ち、ポストシーズンのリベンジ投球と賛辞した。

 ドジャース時代のポストシーズンでは渡米2年目の17年からブルペンに配置転換され、17年ワールドシリーズでは、この日と同じアストロズに屈した。MLB公式は「4年ぶりにプレーオフの先発マウンドに立ったとき、彼は個人的にも、またそれ以外にもたくさんのものを取り返すために投げていた」と報じ、威力を発揮したスライダーについては「アストロズに1番損害を与えた。スライダーで7つの空振りを奪い、5つの三振全てをこの球で奪った」と伝えた。

 逆転負けで勝ち星こそ付かなかったが、地元メディアも絶賛する投球。今やツインズのエースとなった前田がポストシーズンで強力なインパクトを残したことは確かだ。

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