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ダルビッシュ、トップレベルには「まだ遠い」 見えてきた“足りないもの”とは?

カブスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、本拠地でマーリンズと臨んだワイルドカードシリーズ第2戦に先発。6回2/3を投げ、1被弾を含む5安打6奪三振2四球2失点(自責2)と力投したが、打線の援護なく0-2で敗れた。

カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

トップレベルの投手とは「この状態では張り合えない」「努力的な部分でどう近付けるか」

 カブスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、本拠地でマーリンズと臨んだワイルドカードシリーズ第2戦に先発。6回2/3を投げ、1被弾を含む5安打6奪三振2四球2失点(自責2)と力投したが、打線の援護なく0-2で敗れた。

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 メジャー9年目の今季、ダルビッシュは8勝を挙げて日本人投手初の最多勝を獲得。ナ・リーグ2位の防御率2.01、同5位の93奪三振を記録するなど、サイ・ヤング賞有力候補とされる活躍を見せたが、デグロム(メッツ)、カーショー(ドジャース)、バーランダー(アストロズ)の名前を挙げ、「あの辺との差が自分の中ではまだ遠いかなと、すごく思いますね」と話した。

 昨季後半から安定したパフォーマンスを披露し続けたが、満足はしない。ダルビッシュは今季を振り返り、「数字を見れば、どの投手ともある程度張り合えるくらいの数字はあったと思う」という。周囲には昨年から目指す「トップレベルが見えている」と話していたというが、「そこの位置に自分が来れたに近いとは思っているけど、まだ遠い」「この状態では張り合えない」と話す。

 だが同時に、今季の収穫として「足りなかったものがすごく見えた」という。具体的には「フィジカルと技術」だと言い、フィジカル面で恵まれた投手に「努力的な部分でどう近付けるか」、今後もさらなる高みを目指すとした。

 今季はコロナ禍により開幕が遅れ、レギュラーシーズンは60試合に短縮された。開幕前は感染予防など未知な部分が多かったが「カブスがいろいろなことをしっかりケアして、みんなが健康でいられるようにベストを尽くしてくれた」と感謝。また、自身が野球に専念できるようにサポートしてくれた妻・聖子さんや家族に対しても「妻に自由にやらせてもらっているので、僕は好きに生きているだけ。妻や子どもたちにはすごくタフな年で、遊びに行きたくてもいけなかった。そういう中でダルビッシュ家としても、この難しいシーズンを乗り越えたのは嬉しいですけど、僕は感謝しかないです」と労いの言葉を贈った。

 もしワイルドカードシリーズが第3戦まであれば、今オフにFAとなるベテラン左腕レスターが先発予定だった。「僕ら投手陣にとっては本当に大きな存在」とリスペクトの気持ちを持つダルビッシュはこの日、「レスターにもう1試合、最低でもリグリー(フィールド)で投げてもらいたいっていうのが、僕の今日の一番で唯一のモチベーションだった」と明かすが叶わず。「達成できなかったのが僕の中ではすごい悔しいです」で唇を噛んだ。

 収穫が多かった2020年シーズンは、これで終了。見つけた課題を解決しながら、また来シーズンの飛躍に繋がるオフを過ごす。

(Full-Count編集部)

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