田中将大、地区Sの先発は2戦目以降 ブーン監督「コール以外は決まっていない」

ヤンキース・田中将大【写真:AP】
ヤンキース・田中将大【写真:AP】

田中はワイルドカードゲームの第2戦に先発も5回途中6失点で降板していた

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督が3日(日本時間4日)、オンライン会見を行った。5日(同6日)から始まるレイズとのア・リーグ地区シリーズの先発ローテについて「第1試合のコール以外は何も決まっていない」と語った。

 地区シリーズに向けた先発について問われたブーン監督は「そのことについてたくさん話し合っているが、第1試合のコール以外は、何も決まっていない。マサ(田中)、デイビー(ガルシア)、ハップ、モニー(モンゴメリー)をそれぞれどこで使うか考えている」と、初戦のコール以外はまだ未定であることを明かした。

 ワイルドカードゲームでは第1戦でコール、第2戦に田中将大がマウンドに上がった。田中は悪天候の中で5回途中5安打6失点で降板していた。

 もう一つの注目は“因縁対決”。ヤンキースとレイズは2018年にCC・サバシア投手が、レイズの野手に死球を与えるなど報復ともとれる“死球合戦”が行われ、その後も何度も睨み合いが続いている。今年の8月8日(同9日)のダブルヘッダー第2戦でもレイズの投手が再三、頭部付近への投球を繰り返し、これに抗議したヤンキースのブーン監督らが退場になっていた。

 このことについても指揮官は「我々のフォーカスは、最高のプレーをすることだ。だから、そういうことに捉われないことにしなければいけない。もちろん、そのことが大きな話題になるだろうけど。我々が目指しているのはチャンピオンだ。そのチャンスが目の前にある」と、勝利だけを目指し試合に挑むことを誓っていた。

(Full-Count編集部)

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