ヤンキース、スタントン豪快満弾で先勝、15安打9得点でレイズ圧倒 筒香出場せず

9回に満塁弾を放ったヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:AP】
9回に満塁弾を放ったヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:AP】

8回まで1点差の接戦も、9回に打線爆発のヤンキースが勝利

■ヤンキース 9-3 レイズ(地区シリーズ・日本時間6日・サンディエゴ)

 ヤンキースは5日(日本時間6日)、レイズとのア・リーグ地区シリーズ第1戦を9-3で制し、先勝に成功した。パドレス本拠地のペトコパークが舞台となった試合は、両軍合わせて6本塁打が飛び出す空中戦に。5回にジャッジの勝ち越し弾、9回にスタントンの豪快ダメ押しグランドスラムが飛び出したヤンキースが、パワフルな打撃でレイズを圧倒した。

 試合は初回、ヤンキースは1死三塁からヒックスの犠飛で1点を先制。だが、直後に先発コールがアロサレナにソロ弾を許し、同点となる。ヤンキースは3回、フレイジャーのソロ弾で再び1点リードするが、今度は4回にレイズ崔志萬に逆転2ランを献上。試合の流れはレイズへ傾き掛けたかに見えたが、直後の5回に日系3世ヒガシオカが値千金の同点ソロを放つと、ジャッジもソロ弾で続き、再びリードの展開へと持ち込んだ。

 すると9回表、1点を追加したヤンキースは、なおも1死満塁の絶好機でスタントンが中堅席へ豪快満塁アーチ。8回まで接戦を演じていたレイズに、とどめを刺した。

 先発コールは6回を投げ、2被弾を含む6安打8奪三振2四球3失点(自責3)。7回からはブルペン陣が無失点リレーで繋ぎ、チームを勝利に導いた。この日、先発マスクを被ったヒガシオカは好リードで投手陣を導き、バットでも援護。5回に同点弾を放つと、9回には追加点の口火を切るヒットで出塁するなど、攻守にわたる活躍を光らせた。

 レイズは先発スネルが5回4失点と力投したが一歩及ばず。スタメンを外れた筒香嘉智外野手の出番はなかった。

【動画】今年のプレーオフは大活躍? 343億円スタントンが地区シリーズ第1戦でダメ押しグランドスラムを放った実際映像

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY