「フラストレーション半端ない」「すごく辛い」5失点の田中将大、試合後一問一答

5回途中5失点で降板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
5回途中5失点で降板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

4回のアダメスへの際どい1球がボール判定「審判がボールと言ったらボール」

■レイズ 8-4 ヤンキース(地区シリーズ・日本時間8日・サンディエゴ)

 ヤンキースの田中将大投手は7日(日本時間8日)、ア・リーグ地区シリーズ第3戦のレイズ戦に先発し、5回途中5失点で敗戦投手となった。1勝1敗のタイで迎え、勝てば、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかける一戦で背信の投球となり、レイズに王手をかけられたヤンキースは崖っぷちに立たされた。

 2回に先制点を奪われると、同点に追いついた直後にキアマイアーに勝ち越し3ランを被弾。5回にも先頭のアロザレナにソロ本塁打を浴びて、4回0/3を投げて8安打2被弾5失点でノックアウトとなった。

 試合後の会見に臨んだ田中の主な一問一答は以下の通り。

――悔しい思いが強い。
「悔しさしかないですね。自分自身の状態は前回登板より良かったですし、しっかりと調子を上げて来られていただけに、なおさら結果が出なくて悔しいという気持ちしかないです」

――どういうことが原因と考えるか。
「全てを言うことはできませんけど、ここ一番、勝負所でのボールで甘くなってしまっている部分はあった。そこを逃さずに打たれたというところは大きかったと思います」

――4回にアダメスへ四球を与えたボールはストライクだと思ったか。
「マウンド上にいた時は思いました。そこは際どいところだったと思いますし、審判がボールといったらボールだったと思う。それ以外には何もないです」

――ヤンキースで最後の登板になるかもと頭をよぎったりしたか。
「全くなかったです。今もなお無いです」

――四球となった判定を引きずった部分はあったか。
「なかったです。マウンドにいた時はストライクだったと思ってましたけど、キアマイアーを迎えるにあたってこういう状況だからこそ、しっかりと抑えてベンチに帰ろうというメンタルでいました」

「状態が数段良かっただけに、同じような結果になったというのにフラストレーション半端ないですね。すごく辛いですね、今日は。それに尽きますね」

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY