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巨人岩隈の引退で残るは2人に…球団消滅から16年 現役「近鉄戦士」の現在地は

巨人は19日、岩隈久志投手の今季限りでの引退を発表した。2004年限りでオリックスと合併する形で消滅した近鉄出身の選手がまたひとり現役のユニホームを脱ぐことになり、残る現役は坂口智隆外野手と近藤一樹投手(ともに現ヤクルト)の2人だけに。昭和から平成を彩った「猛牛軍団」の面影が、また少し薄らいでいく。

残る近鉄戦士はヤクルト・坂口智隆(左)と近藤一樹の2人に【写真:荒川祐史】
残る近鉄戦士はヤクルト・坂口智隆(左)と近藤一樹の2人に【写真:荒川祐史】

坂口智隆は03年入団、近藤一樹は02年入団 現在はともにヤクルトでプレー

 巨人は19日、岩隈久志投手の今季限りでの引退を発表した。2004年限りでオリックスと合併する形で消滅した近鉄出身の選手がまたひとり現役のユニホームを脱ぐことになり、残る現役は坂口智隆外野手と近藤一樹投手(ともに現ヤクルト)の2人だけに。昭和から平成を彩った「猛牛軍団」の面影が、また少し薄らいでいく。

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 岩隈は堀越高から2000年にドラフト5位で近鉄に入団。チームがリーグ優勝した2001年の2年目にプロ初登板を果たすと、2003年から2年連続で15勝をマーク。最多勝を獲得した2004年は開幕投手から開幕12連勝をマークし、今季に菅野智之が開幕13連勝の記録をつくるまで最長記録だった。

 その2004年限りで球団は55年の歴史に幕を下ろし、オリックスと合併して「オリックス・バファローズ」が誕生した。球界から「近鉄」の名が消え、もう16年。今季、近鉄OBで現役を続けているのは3人まで減っていたが、岩隈の引退によって坂口と近藤だけになった。

 坂口は神戸国際大付高からドラフト1位で2003年に近鉄入団。2年間で8試合に出場した。2005年以降はオリックス所属となり、11シーズンプレー。2011年にはフルイニング出場を果たし、最多安打にも輝いた。

 2015年は36試合出場にとどまったものの、ヤクルトに移籍した2016年から主力として復活。岩隈が引退を発表したこの日、甲子園での阪神戦で史上129人目となる通算1500安打を達成した。外野に加え一塁も守り、36歳を迎えた今もチームの戦力として存在感を見せている。

 一方の近藤は日大三高から2002年にドラフト7位で入団。近鉄では通算12試合に登板し、プロ初登板だった2004年9月20日のオリックス戦で初勝利をマークした。2005年からは坂口と同じくオリックスに移った。

 2016年のシーズン途中にトレードでヤクルトに移籍。2018年には球団タイ記録の74試合に登板して7勝4敗、リーグ最多の35ホールドを記録して最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。今季はここままで20試合に登板して0勝1敗、1セーブ2ホールド。9月22日に出場選手登録を抹消されて以降、2軍生活が続いている。

 坂口は36歳、近藤は37歳。40代へと向かう2人は、どこまで“近鉄の火”を灯し続けてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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