ドジャースが32年ぶり世界一へ王手 カーショーPO13勝目&最多207K、筒香は代打左飛

ナインと勝利を祝うドジャースのクレイトン・カーショー(中央)【写真:AP】
ナインと勝利を祝うドジャースのクレイトン・カーショー(中央)【写真:AP】

レイズは新人アロサレーナのPO新記録27安打で追撃も届かず

■ドジャース 4-2 レイズ(ワールドシリーズ・日本時間26日・アーリントン)

 ワールドシリーズは25日(日本時間26日)、テキサス州アーリントンで第5戦が行われ、ドジャースがレイズを4-2で下して32年ぶりのワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。レイズ・筒香嘉智外野手は8回に代打で登場したが、左飛に倒れた。

 第4戦で悪夢の逆転サヨナラ負けを喫したドジャースは初回、2番シーガーの右前適時打とベリンジャーの二塁適時内野安打で2点を先制。2回にはピーダーソンが中越え1号ソロを放った。1点差の5回にはマンシーの右中間1号ソロで突き放した。先発のエース・カーショーは5回2/3を投げ、6奪三振5安打2失点と好投。ポストシーズン通算13勝目を挙げ、PO通算207奪三振はバーランダー(PO通算205奪三振)を抜いて歴代トップとなった。2点差の9回はトライネンが締めた。

 レイズは新人アロサレーナが3回に一時1点差に迫る左前適時打を放った。今ポストシーズン27安打は14年パブロ・サンドバル(26安打)を抜いてポストシーズン新記録となった。4回2死一、三塁では三塁走者・マルゴーがカーショーの大きなセットポジションのスキをついて本盗を狙ったが、タッチアウト。8回1死一、二塁の好機も生かせなかった。筒香は2点を追う8回無死一塁で代打で登場。剛腕メイに力のない左飛に倒れ、シリーズ3打席凡退となった。

(Full-Count編集部)

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