中京大中京・高橋「ドラゴンズを見て育った」 地元の中日一本釣りに笑顔

中日から1位指名された中京大中京・高橋宏斗【写真:福岡吉央】
中日から1位指名された中京大中京・高橋宏斗【写真:福岡吉央】

エース大野雄大に弟子入り志願「どんな状況でも勝ちにつなげられる選手」

 2020年度の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内のホテルでリモート開催され、中京大中京の高橋宏斗投手は中日が単独1位指名した。地元球団と結ばれた高校No.1右腕は「小さい頃からドラゴンズの試合を見て育ってきた。ドラゴンズジュニアではユニホームも着た。縁があるチームだと感じる」と話した。

 高橋は最速154キロを誇る右の本格派。昨秋から今春にかけて急成長を見せ、今夏の「甲子園高校野球交流試合」では智弁学園戦で10回3失点11奪三振で完投勝利を挙げた。プロの入り口に立ち「まずは、プロ野球選手として戦力になっていける体づくりから取り組んでいきたい」と豊富。「子どもの頃、見ていた選手は川上(憲伸)さんや岩瀬(仁紀)さん。そういう選手に憧れていた。同じユニホームを着れて嬉しい」と笑顔を見せた。

 7年連続Bクラスに沈む中日は今季ここまで2位と復活気配。チームを牽引するエース大野雄大について問われると「大野さんはどんな状況でもチームを勝ちにつなげられる魅力のある選手。多くのことを学んでいきたい」と弟子入り志願した。

 中日にとっては、2018年に岐阜出身の根尾昂(大阪桐蔭)を4球団競合の末に獲得して以来、19年の石川昂弥(東邦)に続き3年連続で地元のスター高校生を指名となった。

(Full-Count編集部)

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