ソフトバンク、井上ら高校生だけで5選手指名 王会長も満足げ「いいドラフト」

ソフトバンク・王貞治会長【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・王貞治会長【写真:藤浦一都】

OB田上秀則氏の甥っ子を5位指名「取れたのも良かったね」

 2020年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内のホテルで開催された。ソフトバンクは近大・佐藤輝明内野手を抽選で外し、1位で花咲徳栄の井上朋也内野手を指名。2位以下も高校生の指名を続け、支配下で指名した5選手全員が高校生となった。

 松田宣ら内野手の高齢化が顕著となっているソフトバンクは佐藤を外しても、強打の内野手として井上を指名。さらに2位では横浜商の笹川吉康外野手、3位では日大藤沢高の牧原巧汰捕手と、次々に高校生を指名した。

 4位では“今宮2世”の呼び声高い青森山田高の川原田純平内野手を指名。5位ではOBの田上秀則捕手の甥っ子の履正社・田上奏大投手を指名し、支配下での選択を終えた。

 高校生5人の指名を終えた王貞治球団会長は球団を通じて「クジで外れてしまったのは残念だったけど、1巡目の井上君は前々から非常にいい選手だと聞いていた。これからのホークスを支える選手になってくれればと期待している。他にも、捕手は大事な補強ポイントだと思っていたから、いい選手が取れて良かった。昔ウチにいた田上の甥っ子が取れたのも良かったね。プロに入ってからの彼らの成長と活躍が楽しみ。いいドラフトになったと思うよ」と、満足げだった。

(Full-Count編集部)

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