胴上げもビールかけもなし… 鷹3年ぶり優勝も、コロナ禍でいつもと違う歓喜の時

ソフトバンクが3年ぶり19度目の優勝を決めた【写真:福谷佑介】
ソフトバンクが3年ぶり19度目の優勝を決めた【写真:福谷佑介】

優勝が決まるとマウンド付近に歓喜の輪を作ったが、胴上げはせず

■ソフトバンク 5-1 ロッテ(27日・PayPayドーム)

 ソフトバンクが3年ぶりのパ・リーグ優勝を決めた。27日、本拠地PayPayドームで行われた2位ロッテとの直接対決。優勝へのマジックを「2」としていたソフトバンクはロッテに勝利して自力でパ・リーグの頂点に立った。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3か月遅れで開幕を迎えた今季のプロ野球。開幕当初は無観客で開催され、シーズン途中に観客5000人を上限に有観客開催を再開。その後2万人まで上限が引き上げられたものの、シーズンの最後まで新型コロナウイルスの影響は残った。

 コロナ禍でのシーズンということもあって、歓喜の瞬間も例年とは異なるものにならざるを得なかった。優勝の瞬間、選手らはベンチを飛び出し、歓喜の輪を作ったものの、優勝時の“恒例“と言える胴上げはなし。マウンド付近で輪を作り、ファンと共に万歳三唱を行い喜びを分かち合うだけだった。

 グラウンド上で優勝監督インタビューや記念撮影が行われた後の優勝会見はオンラインで実施。今年は、ビールかけは行われずに、ささやかな祝勝会に。地元テレビ局の特番回りもオンラインで実施される。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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