田中将大とヤンキースは「相思相愛」 再契約は球団の重要課題の一つに

ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】
ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】

エース・コールに次ぐ2、3番手の先発ローテーションとして期待

 MLB選手会は28日(日本時間29日)、フリーエージェント(FA)選手のリストを発表。田中将大投手は7年契約を終えヤンキースと再契約するのか、その去就に注目が集まっている。地元紙「NYポスト」はヤンキースが今オフに直面する5つの問題を取り上げ、田中の去就は2番目に重大であることを指摘している。

 今オフの最重要課題には今季50試合に出場し打率.364、10本塁打27打点をマークし首位打者を獲得したDJ・ルメイヒュー内野手との再契約。1890万ドル(約20億8000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示することが濃厚となっている。

 そして2番目に名前が挙がったのが田中将大。デビューから6年連続2桁勝利をマークするなど通算78勝46敗、防御率3.74の成績を残す右腕は先発ローテに欠かせない一人として注目。ヤンキースの先発ローテには「エースのゲリット・コールの後ろの2番手、3番手としてタナカを残留させ、ローテーションにあと1人経験豊富な先発投手を補強する方法を探ること」と指摘した。

 名門ヤンキースで7年間プレーする日本人右腕を「タナカはブロンクスしか知らず、ニーズもあるため、相思相愛のはずである」と、再契約を行うことに支障がないことを伝えている。

(Full-Count編集部)

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