ダルビッシュは「圧倒的だった」 今季TOP100“データ格付け”でも躍動を証明

カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

ブリーチャー・リポートは米データサイトのWARを用いて今季のMLB選手トップ100を選出

 米メディア「ブリーチャー・リポート」は2020年シーズンのMLB選手トップ100を選出。日本人選手ではカブス・ダルビッシュ有投手が18位、ツインズ・前田健太投手が43位に選ばれた。1位はドジャースのムーキー・ベッツ外野手、2位はパドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手、3位はブレーブスのフレディ・フリーマン内野手だった。

 ブリーチャー・リポートは米データサイト「ベースボール・リファレンス」と「ファングラフス」の選手の貢献度を表す指標「WAR」の平均値を算出。60試合制で行われた今季の具体的な成績やスタットキャストの指標にも注目してランク付けした。今季8勝(3敗)、防御率2.01で日本人初の最多勝に輝いたダルビッシュはWAR平均2.9で18位。寸評ではこう評価された。

「彼のWARは過大評価かもしれないが、76イニングでERA+221、93奪三振、14四球、5被本塁打という3つの圧倒的な結果を残した彼のシーズンを気に入らない理由はほとんどない」

 前田は昨オフにドジャースから移籍し、6勝(1敗)、防御率2.70とエース級の活躍を見せた。WAR平均1.9で43位だった。「ドジャースは彼を恋しく思っていたかもしれない」と綴られた。

 米メディアではさまざまな手法で選手ランキングを掲載しているが、ダルビッシュ、前田の奮闘はデータでも証明されたといえるだろう。

(Full-Count編集部)

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