「絶望感を与えられる」 楽天松井“宝刀”でロッテ藤原斬り、怪物対決にファン興奮

ロッテ・藤原恭大(左)と楽天・松井裕樹【写真:荒川祐史】
ロッテ・藤原恭大(左)と楽天・松井裕樹【写真:荒川祐史】

楽天松井は9回からイニング跨ぎ、2回無安打3奪三振無失点の好投

■ロッテ 3-3 楽天(1日・ZOZOマリン)

 逆転CSを狙う楽天は1日、敵地ZOZOマリンでのロッテ戦を3-3の引き分けに終わった。12安打3得点、11残塁の拙攻だったが守護神・松井裕樹が9回からイニング跨ぎで2イニング無失点と粘りの投球を見せた。延長10回には甲子園を沸かせた投打の怪物対決も実現しファンも「絶望感を与えられる」と宝刀スライダーに驚きの声を上げていた。

 同点の9回。楽天は迷わず守護神・松井を投入。先頭の菅野、井上、安田を3者凡退に仕留めると、続く延長10回もマウンドに上がった。先頭の田村を三ゴロに仕留めると、代打・藤原と対戦。

 まずは3球続けて直球を投げ込むとカウント2-1から129キロのスライダーで追い込むと、最後は133キロのスライダーで見逃し三振。藤原もバットを出しかけたが、宝刀スライダーに完敗だった。

 2イニングを無安打3奪三振無失点の好投を見せた松井、そして藤原の対決を「パーソル パ・リーグTV」も「投打の怪物直接対決」とのタイトルで動画を公開。これにはファンも「相変わらず曲がるなぁ」「最強」「絶望感を与えられる」「甲子園の怪物同士の対決」と大興奮だった。

【動画】「絶望感を与えられる」「最強」と絶賛 楽天松井がロッテ藤原を見逃し三振に仕留めた宝刀スライダー

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